マンションを買うなら修繕積立金をちゃんと理解しておきたい その1
修繕積立金がどうしても気になる
修繕積立金…マンション購入を考えるときに、まず気になるコストですよね。 ワタシもそうでした。毎月1万円から2万円、そこに住む限り払うことが義務付けられてるなんて、まるで一生のローンを払わなきゃいけないような気分ですよね。
なので、マンションの営業マン、相当な数の人に会いましたが、そのたびに聞いてきたんです。「一戸建てに比べて高く付きますよね」と。でも結局、納得のいく答えは聞くことができませんでした。 だいたいマンションの営業マンはこう言います。「住居のメンテナンスは一戸建てでも必要なものです。マンションの場合はその費用をあらかじめプールしているだけですよ!」
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うーむ、たとえそうだとしても… 修繕すべきかどうかの判断、修繕するタイミングは自分では決められないし、住民みんなで議論して決めるっていうことにすごくパワーがいるような気がしてならないんですよね。
(事実、多くのマンションが老朽化で建て替えをすべきタイミングを迎えているにも関わらず、実際に建て替えがなされた例はとても少ないそうです)
マンションの建替えは、できない | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【HOME'S PRESS】
さらに、これは場数を踏んでだんだんわかってきたことなんですが、メンテナンスの請負業者はだいたいマンションデベロッパーの子会社なんですよ。つまり… マンションを作って売って、さらにメンテナンスでも商売する、という一連のビジネスモデルがすでに組み込まれているのでは…!?
と、ここまで穿った見方をしなくてもいいんですが、積み立てているという名分で支払う修繕積立金ですが、結局は自分のコントロール出来ない、捨て金になっちゃう気がするんです。
長くなってきたので後半はまた次のエントリーにて。