イチから始める家探し

物件選びのコツやお金の話など、”家探し”に役立つ情報をお届けするブログメディア

消費増税に伴う新築マンション需給動向発表

新築マンション業界で導入シェア9割のマーケティングシステム“サマリネットシリーズ”を提供する株式会社マーキュリーは、10%への消費増税を2019年10月に控えた今、前回2014年の消費増税時にマンション市場にどのような影響があったのかを調査し、需給動向としてまとめました。

不動産価格の上昇、下落要因。

一般的に不動産価格が下がるタイミングが“不動産の買い時”だと言われています。最近では、不動産購入はオリンピック後まで待つべきか否か?という議論が行われていますが、実際、2020年の東京オリンピック開催に伴いインフラ整備や街の再開発による人件費や建築費の高騰が不動産価格の上昇要因の一つとなっています。逆に、2022年問題と言われている生産緑地の制限解除では、まとまった土地が市場に出され住宅が建てられることで、該当エリアの供給が増え不動産価格が下落するのでは?と考えられています。

このように、今後数年にかけて不動産価格に影響を及ぼす可能性があるトピックスが控えていますが、2019年10月の消費増税もそのうちの一つです。

消費増税を来年に控えた今、前回2014年4月1日に行われた5%から8%への消費増税時に生じた、マンション市場における需給動向について振り返ります。

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2014年の消費増税時のマンション需給グラフを見てみると、実際に増税が行われた2014年4月の直前に駆け込み需要が発生した訳ではなく、それより前の2013年7月~9月にピークを迎えたことが分かります。数字を見てみると、販売戸数は19,249戸で、前年同期比+42.9%、初月申込率は78.0%でした。

理由は2014年4月1日以降に引き渡しとなる物件に関しては2013年9月30日までに売買契約を結ぶことで消費税率5%で購入できる「経過措置」という特例が適用されたためだと考えられます。また、販売年別推移では、2013年7月~9月の平均価格が最も高くなっています。これは、駆け込み需要により比較的高額物件が多く販売されたことが一因となっています。

2019年10月1日に予定されている10%への消費増税ですが、増税が予定通り行われる場合、経過措置は2019年3月31日までに売買契約が締結された物件が対象となります。今後の需給動向にも注目が集まりそうです。※1
※1 国土交通省すまい給付金参照

SUUMO住みたい街ランキング2018 札幌版~住みたい街1位は「さっぽろ」駅、2位「円山公園」、3位「大通」~

株式会社リクルート住まいカンパニーは、札幌市に居住している人を対象に実施したWEBアンケート形式による「SUUMO住みたい街ランキング2018 札幌版」を集計しました。

◆ランキング◆

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●北海道最大の拠点駅「さっぽろ」が1位。閑静な住宅街としても人気が高い「円山公園」が2位。
●3位は地下鉄3路線が乗り入れる「大通」
●4位はJRと地下鉄の2路線が走る「琴似」
●5位は地下鉄南北線の始発駅でバスターミナルやJRの駅も近い「麻生」

※[ ]内は同一とみなした駅
※複数路線が乗り入れている駅の場合は回答者が当該駅を回答する際に最も多く選ばれた路線を表示

▼リリース詳細はこちらから
▼街の魅力についてはこちらから

23区に5万円台で住める!?東京23区家賃相場が安い駅ランキング

株式会社リクルート住まいカンパニーは「【2018年】東京23区の家賃相場が安い駅ランキング」の結果をまとめました。 

東京23区内の家賃相場が安い駅 TOP17

 

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※対象:東京23区内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)

家賃相場だけではない魅力の足立区

約半数を占めたのは、足立区の駅。23区の北端という立地などから、比較的家賃相場がリーズナブルな印象がある区だが、実際にその通りといえそう。しかし足立区は、2006年に東京芸術大学が新キャンパスを開設して以降大学の誘致が進み、「SUUMO住みたい街ランキング2018」の穴場だと思う街に北千住が選ばれるなど、家賃相場だけではない魅力もある。

3位の北綾瀬駅は東京メトロ千代田線の駅で、足立区内で最東端に位置する。日比谷や大手町などのビジネス街まで30分ほど、原宿や表参道など人気の遊び場も沿線だ。だが北綾瀬駅は、千代田線の支線という扱いの駅。上記の街がある駅へは、同じ千代田線内の隣駅、綾瀬駅での乗り換えが必要になる。しかし現在、北綾瀬駅内で工事が行われており、来年の2019年には日比谷や表参道などへも直通運転になる予定で、利便性は格段に向上する。少し先の時期へ向けて部屋を探すなら、最注目といってもいいかもしれない。

単身者や学生が暮らしやすい条件がそろう

葛飾区も数多くランクインしている。4位の金町駅はJR常磐線の各駅停車のみの駅だが、JR常磐線は東京メトロ千代田線と直通運転している。北綾瀬駅でも触れた日比谷や大手町などのビジネス街へ、やはり30分ほどで乗り換えなしでの移動でき、利便性は抜群だ。

駅周辺は商店街があり少しノスタルジックな雰囲気だが、24時間営業で駐車場完備のスーパーもある。単身者向けの低価格な飲食店も充実しているため、学生にとっては心強い街だろう。また、同率4位の京成金町駅は金町駅と約150mの距離で、互いに2線の利用が可能。最寄駅の路線にとらわれすぎることなく、好きな間取りの部屋を柔軟に選ぶことができそうだ。

▼ 記事の詳細はコチラ
【2018年】東京23区の家賃相場が安い駅ランキング! 最安は5万円台

<調査概要>

【調査対象駅】東京23区内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)
【調査対象物件】駅徒歩15分以内、10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの物件(定期借家を除く)
【データ抽出期間】2018年3⽉1⽇~2018年5⽉31⽇
【家賃の算出⽅法】上記期間でSUUMOに掲載された賃貸物件(アパート/マンション)の管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出

人気の都心14区 実力比較~地価、行政サービス、教育etc 様々な角度からデータで比較~

株式会社リクルート住まいカンパニーは、都心14区の商業・医療・保育などの生活環境や行政サービスなど暮らしに関わる様々なファクターを、行政のデータを基に編集部独自の観点を加え、各行政区の特徴を徹底的に比較しています。

待機児童数が少ない区1位は千代田区、豊島区! 私立中学校進学率1位は文京区。

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【各項目別ランキング】
待機児童数が少ない
1位:千代田区
1位:豊島区
3位:新宿区

私立中学校への進学者の割合が高い
1位:文京区
2位:中央区
3位:目黒区

公園面積の割合が高い
1位:千代田区
2位:渋谷区
3位:江東区

刑法犯認知数が少ない(人口1万人あたり)
1位:文京区
2位:杉並区
3位:品川区

※対象行政区は、千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区、文京区、豊島区、目黒区、品川区、世田谷区、中野区、杉並区、大田区、江東区の14区。

行政サービス等の充実度から自身に最適なエリアを選択できるコンテンツの提供

本特集では、都心14区を対象に、さまざまな角度からデータを収集しました。商業施設や医療施設、公園などの充実度はもちろん、区民となることで享受できる行政サービスについても調査しています。

中でも、共働き世帯が増加している昨今では、特に出産や育児に関する項目がライフスタイルに大きく影響すると考え、重点的に取り上げています。

また、現内閣が、2019年10月からの就学前教育の無償化を決定したことを受け、出産や不妊治療に関する施策や、学童保育・学校給食費など、子どもの就学後の施策についても調査しました。個人では情報を集めにくい各区の公立校の取り組みについても、一斉取材を実施し、各区のページ内でトピックスとして紹介しています。

暮らしにかかわるさまざまなファクターをしっかり比較検討し、自身や家族が求めるライフスタイルと照らし合わせながら、最適なエリア選びを実現していただければと思います

<品川区タワーマンション価格上昇率ランキング>築年が経過しながらも、7割以上が価格上昇!

株式会社マンションマーケットは、運営するマンション相場情報サイト「マンションマーケット(※1)」のデータ用いて、品川区にあるタワーマンションの平均平米単価を算出。2017年1月と2018年1月の価格を比較し、上昇率が高い順にランキングを作成しました。

2017年の新築マンション価格は、過去25年間の中でも最も高い水準でした。しかし、もちろん全てのエリアでマンション価格が上昇しているわけではなく、エリアごとに人気の差があります。特に、将来的に期待できるエリアや、開発が進むエリアはマンション相場が上昇しやすいです。

この度マンションサプリ(※2)では、品川区内のタワーマンション価格(平均平米単価)が、2017年1月と2018年1月を比較して、どのくらい変動したかを調べました。

※調査概要
  • 対象マンションは「マンションマーケット」に掲載されている、地上20階以上の分譲マンション
  • 地上20階以上のマンションをタワーマンションとする
  • 2017年1月と2018年1月の月間の平均平米単価を比較して上昇率を算出
  • データは2018年2月14日時点

■調査結果

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◆平均価格上昇率がプラス3%

品川区のタワーマンションの平均価格上昇率をみてみましょう。

  • 2017年1月:928,039円
  • 2018年1月:956,412円(約+3%)

注目して欲しい点は、2017年も2018年も同じ物件の単価をピックアップしているという点です。つまり、「築年数が1年経過しているのに単価が上がっている」ということになります。

いくらマンション価格が高水準で推移している現在とはいえ、この点は品川区のタワーマンション価格の価値が高いことを示しています。

◆品川区は新駅誕生が大きい

品川区のタワーマンション価格が上昇しているのは品川区の新駅誕生が大きいでしょう。品川新駅(仮称)は品川駅と田町駅の間に誕生する予定なので、正確には港区になります。

しかし、新駅が誕生するとなると単純に周辺エリアの資産価値が上がるだけでなく、隣接しているエリアの利便性なども向上するため価値が上がります。当然、品川新駅に近い品川区も注目されているというわけです。

事実、住友不動産などでは、品川新駅周辺で大型再開発に乗り出します(※a)。高さ約170メートルの超高層ビル3棟の建設を予定しており、2024年に竣工する予定になっています。この再開発に伴い、品川新駅付近の整備や開発が進み、それが近隣の品川区にも波及すると考えられます。

また、プラスアルファの理由としては、民泊需要も大きいでしょう。民泊新法が2018年から施行されるので、外国人観光客などを中心に民泊は増えてくると思われます。そのとき、ターミナル駅であり、何よりも「新幹線停車駅」という点は大きな強みとなるのです。

(※a)出典:日本経済新聞

◆品川区のタワーマンションは下落しない?
確かに、新駅誕生もあり品川駅のタワーマンションは将来性があるので、上昇するかもしれません。しかし、目黒駅東口など、元々価格が高かったエリアは頭打ちの可能性があります。なぜなら、マンション価格はここ25年で最も高い水準でありながら、契約率は好不調の境目である70%を切っている(※b)からです。

これは、「マンション価格は上がっているけれども、消費者の購買意欲が少し下がりつつある」ということです。特に、元々価格が高かったエリアがさらに上がってしまうと、「ローンが通らない」「現金が用意できない」という、物理的に購入できない事情も増えてくると思います。特に、タワーマンションは価格が高くなりがちなので尚更です。

新駅誕生で品川区のタワーマンションの価値は高くなるでしょう。しかし、元々高いエリアのタワーマンションは価格の頭打ちが近い可能性があるという点は認識しておきましょう。

(※b)出典:不動産経済研究所

竣工年×エリア「値上がりランキング」発表

新築マンション業界で導入シェア9割を誇るマーケティングシステム“サマリネットシリーズ”を提供する株式会社マーキュリーは、運営するマンション情報サイト“マンションバリュー”に掲載している約3万棟のマンションの騰落率を各部屋毎に算出しました。そこで、今回は算出した騰落率を分析し、現在の中古市場において新築時よりも値上がりしているマンションはどのようなマンションなのかをランキングとして発表致します。

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■値上がり物件の法則とは?

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近年、新築マンションの価格の高騰によりマンション購入検討者の需要の受け皿として中古マンション市場が活発になっています。実際、2017年の中古マンション成約物件数は37,329件(前年比0.4%)と3年連続で前年を上回り、過去最高を記録しました。(※1)
2018年1月-3月期の成約件数は前年比で1.6%減少したものの、9,884件と依然高い数で推移しています。(※2)

価格に関しても新築マンションの価格に牽引され、中古マンション価格も高騰していると言われていますが、いつ(何年)、どこで(エリア)、どのような特徴を持ったマンションが現在高騰しているのか?いわゆる「勝ち組マンション」がどのようなマンションなのかを分析した結果をランキングとしてまとめました。(※3)

竣工年×エリアで見た結果、トップとなったのは神奈川県横浜市神奈川区にある2007年竣工のマンションで騰落率は約+49%でした。

TOP3までが全て2007年竣工ということから、より掘り下げて分析した結果(※表1、表2参照)、値上がり物件には以下の法則があると言えます。

  • いつ(何年):2007年竣工
  • どこに(エリア):横浜市神奈川区、横浜市西区、東京都中央区
  • どのような:駅からの徒歩分数が10分未満の、30階建て以上のタワーマンション

大規模なタワーマンションは一般的なマンション以上に建築に期間を要する事もあり、2007年竣工のタワーマンションの多くは2005年前後から販売をしていました。2005年前後は新築分譲マンションの価格が高騰する前だった事もあり、現在の相場と比べると大幅に安い価格で購入することができました。この事も2007年竣工物件が上位にランクインする要因の一つだと考えられます。

※表1

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※表2

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(※1) 公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2017年)」より。
(※2) 公益財団法人東日本不動産流通機構「季報サマリーレポート2018年1~3月期」より。
(※3) 2017年5月1日~2018年4月30日の1年間で中古流通した物件が対象です。

2017年中古マンション流通動向発表

新築マンション業界で導入シェア9割のマーケティングシステム“サマリネットシリーズ”を提供する株式会社マーキュリーは、2017年に中古流通した分譲マンションについて、築年別の流通量と間取り別の平均価格をグラフにまとめました。

■築年数が経過しても高値を維持。

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東京23区の築年数別の価格は、平均して2LDKが3LDKを上回り、築9年(2008年竣工)・築14年(2003年竣工)では2LDKが8,000万弱と、築1年に次ぐ高値となりました。一般的に、マンションは築年数が経過すると価格(資産価値)が下がると言われています。


しかし、2017年に中古流通した分譲マンションを見ると、築9年(2008年竣工)、築14年(2003年竣工)のマンションが高値となっています。これは、都心3区(千代田区・港区・中央区)を中心とした高額タワーマンションが多く流通したことが要因の一つだと考えられます。

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一方、1R・1Kは築5年以降は価格がほぼ同水準で維持されています。これは、1R・1Kの多くが投資用マンションとして流通している為、大きく変動する事が少ないと言われている賃料をもとに販売価格が算出されているからです。

また、流通量については、築8年(2009年竣工)以降が大きく増加しており、築8年から築14年(2009年竣工~2003年竣工)までの件数の割合は4割以上となっています。一般的にマンションの住み替えや買い替えを検討する方が増えるのは、ライフスタイルが変化する築10年前後と言われている中、今回のグラフにもそういった傾向が反映された結果となりました。

データについて

・売買サマリ調べ。
・年度:2017年に中古流通した分譲マンション
・築年数:流通時点で20年未満
・エリア:東京23区

共働き子育て世帯が物件探しで重視したことは「教育施設までの距離」 「周辺の治安」「実家との距離」が上位

株式会社リクルート住まいカンパニーが運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、マイホームを購入した共働き子育て世帯の妻200人を対象にアンケートを実施し、「重視したこと」「購入時期」について結果をまとめました。

重視したこと1位は「保育園、幼稚園、小学校までの距離」38.0%!

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1位は「保育園、幼稚園、小学校までの距離」(38.0%)、2位は「周辺の治安が良いかどうか」(30.5%)、3位が「実家との距離」(30.0%)でした。教育施設はもちろんですが、保育園や幼稚園を卒園後に小学校に上がると、子ども一人での行動も増えるため、周辺の治安は気になるポイント。また、特に共働きの場合には、普段の生活に加えて、子どもが熱を出したけれど会社は休めない、急な残業でお迎えに行けないなど、親に協力を頼みたい場面がどうしても出てきます。そんなときに、近くに親がいると助かるという人は多いようです。

購入タイミングは「第一子が0歳~2歳のとき」がトップ

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共働き子育て世帯が実際に物件を購入したタイミングの1位は「第一子が0歳~2歳のとき」(27.5%)。これは保育園に通い出すタイミングで購入を決意したのではと予想できます。2位は「第一子が3歳~5歳のとき」(19.0%)。こちらは小学校に上がる前に引越しを済ませてしまおうという計画なのかもしれません。

このように、第一子が生まれてから購入に至る人が多いですが、第一子妊娠前、第一子妊娠中という人も合わせると28.0%いました。

<調査概要>

【調査期間】2018年3月27日~29日
【調査方法】インターネット調査(ネオマーケティング)
【対象】10年以内に購入した持ち家にお住まいの20歳~49歳の既婚共働き女性
【有効回答数】200名(子どもありの世帯のみ)

共働き世帯のマイホーム購入、当初の予算より購入金額がオーバーした人は37.3%! ローンは夫名義が約7割!

株式会社リクルート住まいカンパニーが運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、マイホームを購入した共働き世帯の妻400人を対象にアンケートを実施し、「予算や頭金」について結果をまとめました。

住宅検討時の金額からオーバーした人は37.3%

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「予算より、実際の購入金額のほうがオーバーした」人と「予算と、実際の購入金額がほぼ変わらなかった」人が37.3%で同数。「予算より、実際の購入金額のほうが安くなった」人は10.0%で少数でした。内訳を見てみると、「予算より、実際の購入金額のほうがオーバーした」のは新築注文住宅、新築分譲住宅が圧倒的に多いことが分かりました。注文住宅の場合、天井、壁、床などの仕上げ材をはじめ、キッチンやバスルーム、トイレなどの設備機器など、仕様決定をする際、こだわって好きなものを選んだらグレードが高いものばかりだったということが多いよう。また、土地代が予定していた金額よりも高くなってしまったという人も多くいました。

住宅購入の頭金は「夫婦共同の貯蓄から」が約半数。妻・夫それぞれの貯蓄から出した人が各20%弱

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頭金の出所は「夫婦共同の貯蓄」が49.8%で最多で、個人で出す人を上回りました。額は「200万円未満」が24.1%でトップ。「200万円~400万円未満」(13.7%)、「400万円~600万円未満」(11.9%)と続きます。自分たちで確保するケースが多いが、親からの贈与という人も。また、頭金を貯めるためにした工夫を聞いたところ、「コツコツ」派と「ボーナスをすべて貯蓄」派に分かれました。

住宅ローンは夫名義が約7割。ローンを組まなかった人は10人に1人

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頭金は2人の貯蓄から出す人が多いようですが、住宅ローンをどのように組んだか聞いてみると、配偶者(夫)名義でローンを組んだ人が約7割と多いことが分かりました。「ローンを組まなかった」のは10人に1人。夫婦それぞれの名義で別々にローンを組む人は1割もいませんでした。

<調査概要>

【調査期間】2018年3月27日~29日
【調査方法】インターネット調査(ネオマーケティング)
【対象】10年以内に購入した持ち家にお住まいの20歳~49歳の既婚共働き女性
【有効回答数】400名(夫婦のみ世帯200名・子どもありの世帯200名) 

SUUMO住みたい街ランキング2018 福岡版 ~住みたい街1位は「博多」駅、2位「大濠公園」、3位「薬院」~

株式会社リクルート住まいカンパニーは、福岡市に居住している人を対象に実施したWEBアンケート形式による「SUUMO住みたい街ランキング2018 福岡版」を集計しました。

◆ランキング◆

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 ●駅前の再整備が進められている「博多」が1位
 ●文教地区であり、大型商業施設跡の再開発が控える「西新」が4位
 ●地下鉄空港線の沿線駅が上位に多数ランクイン

※[ ]内は同一とみなした駅
※複数路線が乗り入れている駅の場合は回答者が当該駅を回答する際に最も多く選ばれた路線を表示

▼リリース詳細はこちらから
▼街の魅力についてはこちらから

東急電鉄7路線「資産性」ランキング!築10年で価格が上昇した唯一の沿線とは

日本最大級のマンション相場情報サイトを運営する株式会社マンションマーケットは、運営サイト「マンションマーケット」のデータ用いて、東急電鉄の7路線を対象に、各駅徒歩10分圏内にある2007年築マンションの平均㎡単価を算出。2007年当時の価格と2017年現在の価格を比較し、資産性が高い沿線を調査しました。

■調査概要

  • 対象は「マンションマーケット」に掲載されている2007年築の分譲マンション
  • 対象沿線は東急電鉄の「東横線」「目黒線」「田園都市線」「大井町線」「池上線」「多摩川線」「世田谷線」の7路線。
  • 東京23区内に存在する駅のみが対象
  • 対象マンションは、駅徒歩10分(800m)圏内に存在するマンション
  • 徒歩1分=80m換算
  • データは2017年4月18日時点

■調査結果

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最も資産性が高いのは「東横線」
7路線のうち唯一、築10年で㎡単価が2.7%上昇!

東急電鉄の7路線のうち、最も資産性が高かったのは「東急東横線」。東急電鉄で唯一、2007年よりも2017年現在の方が平均㎡単価が上昇しています。最も上昇率が高かったのは代官山駅最寄りの「ブリリア代官山プレステージ。2007年と比較して40.2%増となっていますが、過去の価格推移を確認したところ、2016年7月から11月にかけての約57万円/㎡の価格上昇が大きな要因となっているようです。

先日、東急電鉄が6月より池上線池上駅の駅舎および駅ビルの開発計画に着手することを発表しました。開業は2020年を予定していますが、本ランキングでは最下位だった池上線の相場に、影響を及ぼすのかどうか注目したいですね。

中古マンションが「得」な駅ランキング

新築マンションが高騰するなか、地域によって中古マンションとの価格差にばらつきがあるようです。言い換えると、”新築は高いけど中古は割安なエリア”があるということです。AERA10月22日号で特集が組まれていたので紹介します。

乖離率トップは元町・中華街駅エリア

元町・中華街駅といえば、東横線直通になったことで人気になった駅です。ファミリータイプの新築マンションの平均は1億円を超えるようですが、築10年の中古マンションは4000万円を切っているので、6割引きになる計算です。中古のほうがだんぜんお得ですね。

エリア的には横浜の中心部であり、ショッピング・グルメ・カルチャーには事欠きませんが、子育て環境という面では好き嫌いがありそう。

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写真は、みなとみらい線沿線のパシフィコ横浜から眺めたみなとみらい地区のタワマン群です。

2017年中古マンション流通動向発表 - イチから始める家探し

 

リセールバリューランキング

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リセールバリューランキングとは、買ったマンションを売る時に、高く売れる地域のランキングという意味です。ここでの1位は馬喰横山駅。ばくろよこやま、と読みます。あのあたりは急におしゃれになってきて、知る人ぞ知る人気上昇エリアですね。都心ですけど週末は人が少なくて静かに過ごせそうです。

リセールバリューはなんと150%越え。5000万円で買ったマンションが10年後に7500万円で売れる計算です。こうなるともう資産運用のレベルですね。

そのほかランキングで注目なのは、東急池上線・大井町線沿線の駅がいくつかランクインしていることですね。上位は当然、超都心エリアがほとんどなのですが(京成曳舟駅はスカイツリーの近くなので例外)、大井町線沿線はまだ手が届きそうなエリアですし、人気が根強いということがうかがえます。リセールバリューも120%ほどあるようです。

値崩れしにくいマンション、4つの特徴 - イチから始める家探し

 

まとめ

マンションを買うなら値下がりしにくいエリアを買うべきです。新築マンションを買うなら、中古マンションとの価格差が大きいエリアは避けたほうが賢明(買ったとたんに価値が下がる)です。この特集でぜひチェックしてみてください。

『住宅購入・建築検討者』調査(2017年度)

株式会社リクルート住まいカンパニーは、「『住宅購入・建築検討者』調査」を行いました。この調査は、住宅の購入・建築を検討している人を対象に、検討にあたっての予算や頭金の状況、検討する物件の種別、検討にあたって重視する条件などを把握することを目的とした調査です。

◆調査トピックス◆

●過去3カ月以内に住宅購入検討のための行動を行った人の割合は、全体の8.2%。

一戸建て派は66.2%と調査開始以来最高。マンション派は、21.7%で2014年以来減少が続き、過去最低に。

新築派が76.3%、中古派が6.4%と新築派が7割を超える状況が続いている。

「親の面倒をみてあげたい」は、83.1%と昨年比5.3ポイント増で過去最高に。「子どもに面倒をみてもらいたい」も昨年比0.6ポイント増で過去最高に。

●親との同居意向は男性(夫)が21.5%、女性(妻)が10.1%と男性が高い傾向

●近居意向は男性(夫)が39.1%、女性(妻)が51.8%と女性が高い傾向。

●親や親族からの援助について、「援助期待」は44.8%で調査開始以来最高に。
「援助実現見込」は42.9%で、こちらも過去最高となった。

500万円以上の援助を希望する人は68.8%で過去最高値。

●DIYの認知度は97.8%で4年続けて上昇し過去最高値に。

DIYの関心度も63.5%で昨年比8.4ポイント上昇し、過去最高値。

 

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■調査方法:マクロミル社の調査モニターを用いたインターネットによるアンケート調査

■調査対象:下記条件を満たすマクロミルモニタの20歳~69歳の男女
・首都圏(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)
東海(愛知県、岐阜県、三重県)
関西(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県)
札幌市、仙台市、広島市、福岡市に在住
・住宅の購入・建築、リフォームのタイミングだと感じている(持ち家意向がない、もしくは未定の方は除外)
・過去3カ月以内に住宅の購入・建築、リフォームについて「具体的に物件を検索した。
もしくは建築・リフォーム会社の情報収集をした、している」「資料請求をした」
「モデルルームや住宅展示場、モデルハウスを見学した」
「不動産会社、建築、リフォーム会社を訪問した」
のいずれかの行動をしており、検討に関与している(※契約者は除く)

 ■調査期間
・スクリーニング調査2017年09月13日(水)~10月27日(金) 回答数:89,845
・本調査2017年10月27日(金)~11月06日(月) 有効回答数:1,239
※なお、本調査の回収サンプルの偏りを、実際の住宅購入検討者年代及び地域別出現率に合わせることを目的にウエイトバック集計を行っています

都心居住者が「資産価値が高い」と答えた眺めとは?~価値のある眺望ランキング~

株式会社リクルート住まいカンパニーは、 5月26日(土)発売の『都心に住む by SUUMO』7月号にて、「その眺望が資産となる 絶景マンション」を特集し、「価値ある眺望・借景ランキング」や、絶景を堪能できるマンションで暮らす人々の声を紹介します。

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緑、富士山、東京タワーの“抜けた”眺望が人気。

【価値のある眺望・借景ランキング】
1位は「緑」。ビルの多い都心で暮らすからこそ、自然を感じさせる眺めに価値を認めているのかもしれません。

2位「富士山」3位「東京タワー」も人気が高く、「高層ビル群」「皇居・お濠」と併せて、空の開けた眺めが上位に選ばれる傾向があります。

本誌ではランクインした眺望・借景を望むには、どんな物件が狙い目なのかを、実際の物件事例とともに解説しています。

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※「東京都心のマンションを購入する上で、住戸から見えたら資産価値が高いと思う眺望・借景は何か」という質問に対して、1位に回答したものを3pt、2位に2pt、3位に1ptとしてpt順にランキング化 

​気に入った眺望のために予算を上げられる人は約8割!

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「住戸からの眺望・借景が気に入った場合、購入予算を上げることができるか」という問いに、全体の8割強が「予算を上げられる」と回答。

そのうち、「予算を200万円~500万円未満なら上げられる」と回答した人が約31%と最多、次いで500万円~1000万円未満が約21%でした。

 

<調査概要>
【調査時期】2018年2月17日~2月18日
【調査対象者】都心14区(千代田区、港区、中央区、文京区、渋谷区、新宿区、品川区、豊島区、目黒区、大田区、中野区、世田谷区、杉並区、江東区)において、5年以内にマンションを購入した経験のある人、またはマンション購入検討者
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】200

 

<媒体概要『都心に住む by SUUMO』>

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発行:株式会社リクルート
発売日:毎月26日
価格:300円(税込)

詳細・購入はこちらから↓
https://www.fujisan.co.jp/product/1281690469/

<東急電鉄7沿線、マンション価格上昇率ランキング>上位2沿線は上昇率2%超!

株式会社マンションマーケットは、運営するマンション相場情報サイト「マンションマーケット(※1)」のデータ用いて、東急電鉄の7路線を対象に、各沿線の駅徒歩10分圏内にある2007年築のマンション価格(平米単価)を算出。2017年と2018年の平均平米単価を比較し、価格上昇率が高い順にランキングを作成しました。


※調査概要

  • 対象の路線は、東急電鉄の「東横線」「目黒線」「田園都市線」「大井町線」「池上線」「多摩川線」「世田谷線」の7路線
  • 対象の駅は、東京23区内を所在とする駅
  • 対象のマンションは、「マンションマーケット」に掲載されている2007年築、かつ、駅徒歩10分圏内(800m)に所在する分譲マンション
  • 徒歩1分=80m換算
  • データは2018年3月28日時点

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■調査結果

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◆TOP3が上昇率プラス

ランキングを見ると分かるように、東急世田谷線・東急田園都市線・東急池上線の上位3路線の上昇率がプラスになっています。それ以外の路線はマイナスになっていますが、不動産の価値は年を経過するごとに下落していくのが一般的で、決して不自然なことではありません。

◆TOP3の上昇理由

上昇率がプラス(2%以上)になった世田谷線田園都市線の上昇理由を見ていきましょう。まず、各路線の主要駅を紹介し、その後に上昇理由を考察していきます。

・東急世田谷線の上昇理由

結論からいうと、世田谷線のマンション価格が上昇している理由は、「元々価格が安かったから」の一点でしょう。というのも、世田谷線は東急線の中でもマイナーな路線で、都電荒川線のような路面電車になります。世田谷線の位置関係としては、東西に平行に走っている東急田園都市線・小田急線・京王線を南北でつないでいるような路線です。

停車駅は、三軒茶屋・世田谷・松原・下高井戸などで、後の駅はマイナー駅になっています。そのため、東急田園都市線や小田急線、京王線の徒歩圏内の駅以外は、東急沿線の中では資産価値の低いエリアです。しかし、最近のマンション価格全体の上昇が影響で、元々安かった価格が多少上がり、結果的に上昇率に換算すると東急沿線で最も高かったということでしょう。

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・東急田園都市線の上昇理由

田園都市線は、東横線に次ぐ東急線の看板路線です。主要駅としては、渋谷、三軒茶屋、駒沢大学、桜新町、用賀、鷺沼、青葉台などが挙げられます。これらのエリアは東横線ほどではないですが、それでも坪単価300万円は超すエリアです。

田園都市線のマンション価格が上昇した最も大きな理由は、東横線からユーザーが流れてきたことが考えられます。つまり、「本当は東横線沿線の物件が欲しかったものの、物件数が少ない上に価格が高い。田園都市線の物件を探してみよう」という心理です。

もちろん、田園都市線もマンション価格は高いので、簡単にマンションを購入できるエリアではありません。しかし、東横線で探していた人にとっては、田園都市線の物件も予算内でしょう。また、東急線は渋谷駅を基点としている路線が多く、渋谷駅をターミナルと捉えている人が多いです。そのため、走っているエリアは若干異なりますが、東急線という括りで探している方は多いです。

◆まとめ

このように、東急線は価格がずば抜けて高い東横線次点で田園都市線という構図になっています。全体的に東急線は人気のある路線ですが、この2路線が頭一つ抜けているでしょう。逆にいうと、この2路線のマンション価格に、ほかの路線のマンション価格も影響されやすいということです。

 

※本調査結果はマンションサプリ(※2)でもご覧いただけます。
【2018年最新調査】東急電鉄7路線、最もマンション相場が上昇した路線は?
https://mansion-market.com/sapuri/2018_tokyu_assets/

(※1)マンション相場情報サイト「マンションマーケット」:https://mansion-market.com/
全国約11万棟以上のマンションの相場価格(資産価値)や、過去の価格推移、賃料相場などを公開しています。

(※2)「マンションサプリ」:http://mansion-market.com/sapuri/
相場や市場動向などの専門性の高いものから、これからマンションを購入しようとしている方にもわかりやすい知識系まで、様々な内容の記事を掲載。マンションにまつわる、知っておくと便利な情報、知りたい情報等をあらゆる角度から総合的に配信しています。