資産価値が落ちにくい街ランキング埼玉編 - 大規模再開発の新駅「さいたま新都心」に注目
資産価値が下がりにくい街
SUUMOのフリーペーパーで、マンションの資産価値が下がりにくいエリアのランキングが掲載されていたので紹介します。
東京23区、東京市部、神奈川県と続いて、今日は埼玉県のランキングです。
まずランキング表の見方についてですが、「PBR」とは、過去10年間に販売された新築マンションの価格と中古マンションの価格を70平米換算で比較したもの。
簡単に言うと、PBRが1倍を超えるエリアは、新築で買った価格よりも値上がりしているエリアということになります。
新路線や新駅、再開発エリアがおすすめ
まず埼玉エリアの全体的な傾向として、ニュータウンのような整理された街づくりがなされたエリアはあまりなく、特に古い路線(埼京線や京浜東北線、東武東上線、東武野田線(アーバンパークライン)など)の沿線駅は、駅前から少し離れると、くねくねした細い路地に不規則な宅地が並ぶという雑然とした雰囲気の街が多いことです。
なので、埼玉県でこれからの将来性を重視したエリアを選ぶなら、新路線(埼玉高速鉄道、つくばエクスプレス)や新駅(さいたま新都心、越谷レイクタウン、浦和美園など)、再開発エリア(武蔵浦和など)に注目すべきでしょう。
そういった意味でも、ランキングのなかで私が推すのは、さいたま新都心と武蔵浦和です。
浦和・大宮に並ぶ主役級「さいたま新都心」
さいたま新都心は京浜東北線、上野東京ラインが止まる新駅で、駅前は大規模な再開発がなされ、オフィス街のある高層ビルと、シネコン併設のおしゃれなショッピングモール(コクーンシティ)、そして日本でも最大級のホール「さいたまスーパーアリーナ」があり、浦和、大宮に並ぶメイン級の駅になりました。
新しい街なので、いかがわしい歓楽街もないですし、その分深みに欠けるという方もいると思いますが、ファミリーには暮らしやすい街だと思いますよ。
マンション相場も浦和や大宮よりは手ごろで、サラリーマン家庭でも手が届きそうな価格帯です。駅徒歩7分、80平米で3500万以下のタワーマンション、なんて良さげな物件もありますね。
タワマンと再開発で話題の武蔵浦和
武蔵浦和はさいきん再開発があり、駅前はきれいになりました。ちょっと離れるとローカル感はありますが、都心からの距離が近いのはいいところ。埼京線と武蔵野線の乗換駅でもありますので、今後注目度が高まりそうです。
マンションは、駅前にプラウドのタワーマンションが建って急に注目が集まりましたが、全体的には相場はまだ手が届く範囲。都心からの近さ、乗換駅、将来性を買うならありでしょう。
そのほか、日本最大級のショッピングモールがある越谷レイクタウン、埼玉スタジアム2002と巨大なイオンモールのある浦和美園などはファミリーにはおすすめですし、上記の2駅よりもさらに相場が低く、手が届きやすい価格です。