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良質な家具を見極めるための知見を共有します【木の種類】オーク、チェリー、ウォールナット、パインの特徴とは

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ということで、せっかく新居に入居するんだから家具もそれなりにイイヤツが欲しい!でも家具の良し悪しをどうやって見分けたらいいのか分からないよ!なんでそんなに値段が違うんだよ!とお嘆きの貴兄に贈る家具シリーズ第二弾、今回は木の種類について。

木の種類による違い

前回の【その1 材質編】で書きましたが、プリント合板や突板の家具だったらそんなに値段は変わらないはずです。中身はベニヤやMDFなので(逆に無垢材でもないのにやたらと高いのは要注意)。

 なので、木の種類によって値段が違うよ、と言うことをこのあと書きますが、それは無垢材のことを指しています。家具によく使われる無垢材をざっくり分けると、パイン材、オーク、チェリー、ウォールナットがあります。

素朴でカントリー調なパイン材

パイン材は、いわゆる松ですね。柔らかめの白木で、節が目立つ木材です。高級感があるとは言えませんが、素朴でカントリーっぽい雰囲気。アメリカンな感じとも言えます。

パイン材は無垢材の中でも安いので、天然木の質感は欲しい、でもコスパ重視、という方にはいいと思います。

 

 

ナチュラルでクリーンな北欧風 オーク・タモ

白木の代表格であるオーク材です。日本語だと樫あるいは楢にあたります。密度が高くて固く、木目がきれいに出ることから、ダイニングテーブルでは最もよく見かける木材です。のびのびとした木目で、クリーンかつナチュラルな印象から、北欧っぽい家具によく使われる印象です。たぶんいちばん人気のある木材だと思います。

オークに似た木材として、タモがあります。これも結構多いです。見分けがつきにくいですが、タモのほうが木目がはっきりしていますね。バットに使われる木材と聞けば、木目がイメージできるかもしれません。

値段的にはそこそこしますが、ただ人気の木材で取り扱っているブランドも多いので、いろいろ探せば予算に合うものもありそうです。

英国調で繊細なチェリー

チェリーは薄茶色の家具でよく見かける木材です。木目が繊細で艶のある木材なので、繊細な英国風家具によく見かけます。薄茶色という色があまり人気がないのか、今どきのシャビーシックな感じとは対極ではあります。ま、これをオシャレに使いこなせる上級者向けの素材ですな。値段も結構します。オークよりもちょい高い印象。

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欧米の高級ホテル風ならウォールナット

ウォールナットは濃い茶色の家具に使われる代表的な木材。シックなインテリアを目指すならこれですね。欧米の高級ホテルとかで見かけがちな雰囲気です。この手でインテリアをまとめるなら間違いないでしょう。

ただ結構なお値段ですし、リッチ感というか押し出しが強いので、インテリアのバランスをじっくり検討すべき。実際、ワタシもウォールナットのダイニングテーブルを考えましたが、どうも部屋から浮くような気がして、あきらめました。

白木系のオーク・タモと人気を二分していますが、値段はコチラのほうがはっきり高いです。

まとめ

白木の代表格がオーク・タモ、ダーク系はウォールナット。半分以上の家具はこのどちらか、と言えると思います。家具を考えるときに、壁や床の色合い、雰囲気に揃えることが大事だと思いますので、まずはその方針を決めましょう。

ナチュラル&クリーンならオーク・タモ系、ダーク&シックならウォールナット、アメリカンなカントリー調が好みならパイン材がぴったりです。

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