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資産価値が落ちにくい街ランキング東京市部編。街並みがきれいな「多摩センター」が魅力的

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資産価値が下がりにくい街

SUUMOのフリーペーパーで、マンションの資産価値が下がりにくいエリアのランキングが掲載されていたので紹介します。

昨日の東京23区編に続いて、今日は東京市部編。

まずランキング表の見方について。「PBR」とは、過去10年間に販売された新築マンションの価格と中古マンションの価格を70平米換算で比較したもの。

簡単に言うと、PBRが1倍を超えるエリアは、新築で買った価格よりも値上がりしているエリアということになります。

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資産価値が落ちにくい街ランキング 東京市部

手が届きそうなエリア多数

昨日の東京23区編よりもかなり買いやすいエリアが多くて現実味がありますねー。1位の三鷹台はセレブ路線の井の頭線で、吉祥寺・井の頭公園至近なのでかなり相場高いですが、2位ひばりが丘4位多摩センターあたりはランキング上位ですが、多くの人の予算にマッチするでしょう。

まずひばりが丘について。西武池袋線の昔からあるベッドタウンで、ジュンスカの曲やラーメン二郎でおなじみ。駅前から細かい路地が広がるごちゃっとした街並みで、歩道の整備も心もとなく歩車分離は望めませんが、面白そうな個人商店もあり、こういうのが好みの方はぜひ。あと西武池袋線は、池袋または有楽町線乗り入れなので便利ですよね。

ヒト中心の導線設計は快適そのもの

そして3位の多摩センターはこのランキングのなかでもイチオシのエリアです。まずは多摩センターのマンション相場をチェックしてみてください。駅徒歩8分で2800万円、なんと88平米!という物件もありますね。

こちらも古くからのベッドタウンですが、ニュータウン構想で完全に歩車が分離された整然とした街並み。駅前からは広大なペデストリアンデッキが続いています。行ったことがない方はぜひ一度訪れてみることをオススメします。ターミナル駅からヒトの導線を中心に考えられた街づくりは、安心で快適なことを実感できます。一見の価値ありです。

逆に導線が整理されすぎて街に”雑味”がなく、大規模店舗ばかりで面白みのある個人商店が育たなかったという批判があるくらい。まあでも子育て家族ならこっちのほうが安心でしょう。駅まで続く広いデッキを、信号に邪魔されず歩いていくことができます。

駅も小田急線、京王線が乗り入れており、山手線や千代田線、新宿線で都心にアクセスできます。リニア駅ができる橋本駅にも直通4駅で、今後の伸びも期待できますね。