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資産価値が落ちにくい街ランキング神奈川編 - 行ってみて驚いた「緑園都市」のきれいな街並み

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みなとみらいのマンション群

資産価値が下がりにくい街

SUUMOのフリーペーパーで、マンションの資産価値が下がりにくいエリアのランキングが掲載されていたので紹介します。

東京23区東京市部に続いて、今日は神奈川県のランキングです。

まずランキング表の見方について。「PBR」とは、過去10年間に販売された新築マンションの価格と中古マンションの価格を70平米換算で比較したもの。

簡単に言うと、PBRが1倍を超えるエリアは、新築で買った価格よりも値上がりしているエリアということになります。

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東横線強し!田園都市線は残念な結果

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資産価値が落ちにくい街ランキング 神奈川県編

まず全体を通して、東横線が強いなーという印象です。みなとみらい線はほぼ100%東横線直通で、実質同じ路線と考えれば、1位みなとみらい、3位横浜、4位新丸子、5位白楽、6位武蔵小杉、9位大口と上位を独占しています。

逆に意外だったのが、田園都市線の駅が弱いこと。上位20駅のなかでは、9位に青葉台がランクインしたのみ。二子玉川やたまプラーザ、あざみ野など、港北エリアの主役どころはことごとく圏外になりました。

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オススメしにくい東横線、根岸線、南武線

このランキングの中から、おすすめのエリアを考えてみたのですが、、正直難しいです。まず東横線ですが、基本的に谷あいを走っている路線なので、駅の周りに上り坂が多く、また相場も高止まりしています。街づくりも古く路地が多くて歩車分離もいまひとつ

根岸線は横浜から沿岸の工業地帯を抜けて郊外に延びていく路線で、都心から離れていきますし、あまり治安がいいというイメージはないです。また南武線沿線は工場が多く、駅の周りが古くてちょっと寂しげな雰囲気です。

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ただしひとつだけ、ぜひお勧めしたい駅があります。9位の緑園都市駅です。いちど行ったことがあるのですが、その名の通り、緑にあふれた美しい街並みでビックリしました。

マンション相場も手が届きそうな価格帯ですし、新しい街ですので中古マンションでも築年数が浅い物件が多いです。

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相鉄といえば街づくりがザンネンな感じで、相鉄本線はどの駅も古くてさびれてしまったような雰囲気なのですが、緑園都市駅は、分線の相鉄いずみ野線のメイン駅として相当気合いを入れたのか、絵にかいたようなきれいな街並みのベッドタウンになっています。

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そして相鉄線と言えば、2019年11月からJR湘南新宿ラインへの直通運転が始まる予定です。横浜を経由せず東京都心・山手線に直結しますので、都心へのアクセスは劇的に向上します。そういう意味では、相鉄線のなかでも緑園都市駅は、二俣川駅と並んで注目のエリアですね。

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