名古屋セントラルガーデンに見る、値上がりするマンション2つの条件
先日のゴールデンウィーク、実家に帰郷した際に名古屋セントラルガーデンに行く機会がありました。マンションを見に行ったわけじゃなくて、セントラルガーデンにあるケーキ屋さん目当てに行ったんですけどね。
辻口さんのお店ということで、うーんどうなんだろうと思っていたのですが、すごく美味しかったです。お店の雰囲気、店員さんの対応も満点!レモンパイおすすめ。
ともあれ、その時にセントラルガーデンの街並みを体感することになったのですが、「あー値上がりするマンションっていうのはこういうところなんだろうな」という実感があったわけです。なぜそう思ったのか、整理してみますね。
名古屋セントラルガーデンの概要
池下駅の近くにあったJRの社宅を潰して、ある程度の土地を確保したところに、街並み含めた大規模分譲マンションの再開発プロジェクトです。総戸数373戸。
理由その1 キレイな街区をまるごと作っていること
セントラルガーデンに行けば分かりますが、分譲マンションというよりは、おしゃれな街区をまるごと作ってしまっているんですね。
広々とした土地に、マンション棟をゆったりと配置し、タイル敷きのひろーい歩道、手入れされた並木と植栽…こういう街並みを見るにつけ、あーこういう街に暮らしてみたい!とつくづく思いました。この雰囲気は、マンション単独ではとうてい実現できません。街づくりを見据えた大規模再開発プロジェクトじゃないと無理です。
下手な写真でスミマセン…個人的には植栽の手入れがよく行き届いていているところに好印象
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理由その2 プレミアム感のあるお店の誘致
セントラルガーデンとは、レジデンスと街区の総称ですが、その街区に誘致したショップがまたイケてるんですよねー。成城石井はまあ定番としても、メゾンカイザー、落合シェフのラ・ベットラ、笠原シェフの賛否両論、パティシエ辻口さんのフォルテシモアッシュなどなど。
(余談ですがここのラ・ベットラ、めっちゃ高い点数ですね。驚き。)
これだけ集客力のある店が揃ってたら、セントラルガーデンの住人だけじゃなくて、近県からゲストがやってくるわけですよね。人が集まる街となればよりプレミアム感が出ますし、街にも活気が出るというもんです。
再開発エリアは値上がりするというデータも
てなことをつらつらと考えていたんですが、実際にデータとして値上がりしている、という情報がありました。こちら。
関東の再開発・複合開発エリアは
ちょっと前で言うと、豊洲とかそうですよね。広々とした街区、広い歩道で今どきの街づくり、商業施設はプレミアム感とはちょっと違いますが、ららぽーとを誘致していて、ゲストでいつも賑わっていますし。マンション相場も値上がりしているエリアなのは間違いないです。
ちょうどいま入居が始まっている再開発エリアはこのあたりですかね。
豊洲、武蔵小杉あたりはもう充分値上りしてしまっていますが、まだ買いやすそうなところだと、横浜磯子、浦和美園、武蔵浦和あたりでしょうか。特に磯子の再開発エリアは、もともと風致地区だったということもあり、街並みはとてもキレイです。電線を埋めたり歩車分離が上手だったり、実際見に行ったことがありますがきれいな街です。
これから注目の再開発プロジェクト
何と言っても金町の再開発は注目されていますよね。23区内にバカでかい用地を確保して(三菱製紙の跡地のようですね)、東京理科大学を誘致してますし、関連の図書館や博物館などもあり、レジデンスも約800戸の大規模なもの。葛飾区ではありますが、街並みを買うと考えればむしろお買い得なのかも。
あとはららぽーと平塚を中心とした再開発計画ですね。ここもレジデンスがあるようです。豊洲の成功事例ふたたび、といったところでしょうか。
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