家探しは予算ありき、じゃなくてコスパ重視。月5万円で新築一戸建て、新宿まで1時間以内。
予算を決めて家探し、という固定概念
家を探す時って、3000万4000万はするもんだとか、月々の支払いは10万円とか、そういう予算ありきで探すみたいな固定概念ってあるんじゃないですか。
こないだも下の記事を書きながら思ったんですが、1000万円台の家って言っても、新築一戸建てだし、新宿まで1時間以内だし、全然ありなんじゃないかと思ったわけですよ。
1000万円台でも全然快適に暮らせる理由
じゃあこの物件が4000万円の半分以下のQOL(クオリティ・オブ・ライフ、ですな)なのかというと、全然そうではないですよね。土地は100㎡以上ありますし、建物も90㎡以上。4人家族が満足して暮らせるスペックです。
建物だってフラット35s対応、ということは、断熱性能・耐震性能は最新基準でも充分な性能が保証されているので、賃貸物件はもちろん、10年前のハウスメーカー住宅なんかより、夏は涼しく冬は暖かく、地震にも強く、安心快適に暮らせるということです。
(ちなみに、賃貸物件からフラット35対応物件に引っ越した我が家は、住み心地が快適すぎてもう茫然自失。しかも月々の支払いは約半額という不条理さ)
世帯年収800万円だから予算4000万円の家を買おう、みたいな探し方はもうやめて、年収はいくらであっても、コスパ優先、家計のリスクヘッジ、モノより思い出、は正論だし正義だと思ったわけです。
実際の物件をもとにシミュレーションしてみた
こんな物件をピックアップしてみました。
これを、固定金利のフラット35sで買うと仮定します。変動金利ではなくフラット35sとした理由は、借入額が大きくないので固定金利のデメリットはあまりなく、逆にメリットが大きいと判断したからです。
頭金(自己資金)は1割以上は入れないとフラット35sの金利が高くなってしまうので、以下のように設定しました。
- 物件価格 1980万円
- 頭金 300万円
- 借り入れ 1680万円
- 金利 フラット35s(当初10年間0.67%、その後1.37%)
- 支払い期間 35年間・ボーナス加算ゼロ
結果はこのようになりました。
月々5万円以下、です。賃貸で100平米の新築が5万円で借りられますか?日本全国どこへ行ってもムリですよね。
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月々5万円で新築一戸建てに暮らす、という正義
この物件でも新宿まで1時間以内ですし、南北線直通の便利さは言わずもがな。
道路網も外環道のインターがすぐそばにあります(外環道は、関越・東北方面はもちろん、中央道、東名方面へのアクセスも劇的に改善されました)。ロングドライブもストレスなくこなせるはずです。
そして新井宿というエリアは、以前見に行ったことがあります。なかなか好印象でありました。
もちろん先に述べたとおり家そのもののスペックには文句なし。前面道路も6m(ということは街並みがゆったりしているということです)、100㎡の土地、90㎡の家、第一種低層、もちろん所有権。何の文句がありましょう。
さらに、月々5万円という負担の軽さ。子供の教育にかけるもよし、レジャーを楽しむもよし。家計の余裕はQOLに直結しますからね。
もちろん将来的に値上がりが期待できるとは言えません。資産的な価値は低いでしょう。ですが、そもそも安い家ですし、売ることを考えなければ、快適な住み心地、老後の安心感を低コストで手に入れられるというメリットだけで充分すぎるほどでしょう。