年収500万円で自宅マンション購入が急増!?
不動産ビッグデータを活用しコンサルティングを行う、スタイルアクト株式会社は、独身者が自宅を購入することを『家活(いえかつ)』と称し、ウェブサイト『住まいサーフィン』会員にアンケート調査を行い、『家活』経験者の内、独身時に自宅マンションを購入した83名を対象とし、お金事情に関しての調査を実施しました。
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独身購入者の60%が“30代以下”
「何歳で購入したか」の調査では、20~30代が62%となりました。「家賃を払い続けるのが勿体ないから」という理由を挙げた人の割合も高く、社会人になった早い段階から将来支払う金額を考えて購入準備を始めていると考えられます。
<独身時に自宅購入した年齢>
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<独身時に自宅購入した理由>
独身者、年収500万円で購入検討者が増加
当調査では独身時に自宅マンションを購入した人の年収や購入した際の自己資金についても聞きました。調査の結果、年収が500万円~1000万円台が47%と半数近くになり、年収500万円で購入する意識が増加することが分かりました。
「家賃を払うのが勿体ない」と考える人も多いことから、家賃分を住宅ローンに変えて資産を作る考えをもつ若い世代が増えていると考えられます。
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<購入者の年収>
資金援助は300万円未満が最多、親に頼らない傾向に
マンション購入時の自己資金は500万円以下が3割、資金援助は300万円未満が78%となりました。資金援助の300万円未満には「まったく援助を受けていない」という人も含まれており、購入者は貯蓄500万円、年収500万円で購入している人が多いと言えます。
<独身時に自宅購入した際の自己資金>
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<独身時に自宅購入した際の資金援助金額>
自宅マンション購入は、トータルの支払金額での差だけでなく、資産価値の高い物件を購入することで、売却時の含み益で資産を作ることができます。
【調査概要】
対象 :住まいサーフィン会員 83名
調査期間:2018年4月13日~4月24日・7月17日~7月21日
調査方法:インターネット調査