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【注文住宅検討メモ】 注文住宅が欲しいなら知っておくべき基礎知識「工法」まとめ

憧れのRC造、鉄筋コンクリートの注文住宅への夢は絶たれたわけですけど、工法によってぜんぜんコストが違うということがわかりました。そこで、注文住宅で用いられる工法について調べてみましたよ。

注文住宅の工法は大別して3通り

こんな感じで3通りに大別できます。

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上から木造、鉄骨、鉄筋コンクリートの3種類ですね。そしてそれぞれの特徴、坪単価、代表的なハウスメーカーをまとめてみたのが以下の表です。

工法 特徴 メリット デメリット 代表的ハウスメーカー 坪単価目安
木造軸組工法 日本の一戸建ての7割はこの工法。柱で支える構造。いわゆる在来工法。パワービルダー、激安ハウスメーカーからハイエンドのハウスメーカーまで幅広い。 設計の自由度は比較的高い
コストが比較的低い
改築、リフォームしやすい
相対的に強度が低い パワービルダー
アイダ設計
アイフルホーム
タマホーム
一条工務店
住友林業
30万円から
木造ツーバイフォー 北米では主流の工法。なのでなんとなくツーバイフォーの家はアメリカの家っぽく見える。壁で支える構造。枠組壁工法とも。2X4。 コストが比較的低い
揺れにくく耐震性が比較的高い
壁で支えるため開口部が限られる=窓が小さくなる
ハウスメーカー・工務店が少ない
ミサワホーム
エスバイエル(ヤマダ電機)
50万円から
鉄骨 鉄骨(H鋼材)で支える構造。プレハブ工法とも。鋼材厚さが6mm以下を軽量鉄骨、以上を重量鉄骨と呼ぶ。大手ハウスメーカーはこの工法が多い。 耐震性が高い
耐久性が高い=長持ち
外気温が鉄骨を伝わって家の中に伝わる。冬寒いため北海道にはないらしい。 セキスイハイム
パナホーム
旭化成ヘーベルハウス
60万円から
鉄筋コンクリート マンションやビルと同じ工法。別名RC造。 耐久性、耐火性が高い
設計の自由度が高い
気密性が高い
コストがもっとも高い
木造の5倍重く地盤を選ぶ
対応するハウスメーカーが少ない
大成建設ハウジング
レスコハウス
70万円から

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バランスの良い木造軸組工法

軸組工法がいろんな意味で選びやすい工法ですね。日本の一戸建ての7割を占めると言われており、これまでの知見も蓄積しているため、工法も徐々に洗練されて耐震性もかなり向上してきたようです。